2013年5月27日月曜日

いやはや、1年以上も更新をしていないとは。さぼってます。今回は私が作成したドキュメントについて書いておきます。

Radianceという光環境をシミュレーションするソフトに関して随分前からVine LinuxやOSX上でビルドする方法を公開して来ました。ところが、このソフトを使用するために体系的にまとめられた日本語での解説がありませんでした。

これでは普及も進まないので昨年から暇を見つけてまとめ、公開して来ました。これをベースにSketchUpで作成したモデルをRadianceのデータに変換するsu2rad、そして、Radianceに関しての説明をまとめ、公開を開始したので、ここでも紹介しておきます。

SketchUpはLinuxでは使用出来ませんが、Radiance単体でのレンダリング、照度分布図作成には十分に利用出来ると思います。

URL:https://dl.dropboxusercontent.com/u/53831043/Radiance_SC.pdf

作成したレンダリング画像を以下に示します。神戸芸工大教授 小玉祐一郎(工博、建築家)設計の「高知・本山町の家」の内部です。



2012年11月21日水曜日

Linuxを使っていて感じるのは、凄く自由度が高い事だけど、最近、自由度が狭まってきたかなと言う事。UbuntuはUnityを前面に押出しており、ユーザーによっては使い憎いと感じているんじゃないだろうか。 

その昔、遥か昔だけど、Linuxを使い始めた時にはtwmが普通で、fvwmやfvwm2などが便利だなと思い、少ない資料を頼りにインストールをしていた。 

でも、設定はエディタで設定ファイルをいじくり回すもので、初心者にはハードルが高く、歳をとってUnix系OSを使いだした僕にとってはやれやらの世界だった。

それなにLinuxを使い続けたのは、当時高価だったソフトウェアが無償で利用できる事や世界中の科学者や研究者のツールが自分でも使えると言う事があったし、自由な世界に憧れもあったからだと思う。

例えば、MacでFortranを使おうと思うと、ソフト購入代金で年間の予算が取られる事、自宅で使おうとすれば、ライセンス的にグレーだった事などがあり、とても手を出せるものではなかった。

Linuxにはf2c+gccで十分、僕のレベルのプログラムは走らせた。 エディターはEmacsがありグラフ作成はGnuPlotという具合。仮名漢字変換が今一で、ワープロや表計算ソフトの良いのが無かった事は確かに不便ではあった。 

上述したfvwm2などの設定が分かると自由度はグンと増したし、Wmakerなどを入れて気分をかえたりもできた。今もUbuntuにLXDEなどを入れれば気分は変わるけど、何か違う気がする。X-windowの起動までに相当苦労していたんだから今は天国なんだけど。

 今、欲しいのはカスタマイズを前提にtwmのみが動き、WiFiとLan環境の整ったUbuntuと優秀なカスタマイズツールかな。それに出来ればWindow Managerの設定を説明してある資料があれば自分の好きなUbuntuが出来るじゃない。

ド派手なものからシックなものまで、色々楽しめるし。そんなエンサイクロペディアのようなサイトはないものか。 折角、ここまでLinuxで仕事をしてきたんだからね。無ければつくろうが合い言葉だけど、そんな能力は僕にないから他力本願。

2012年11月3日土曜日

NetBookはどこに

NetBookが一世を風靡しました。そして、またたく間にそのブームは去って、購入したユーザーは「帯に短し襷に長し」状態とでも言おうか。ホコリをかぶって部屋の片隅に置かれたままの状態。そういうNetBookが多いのではないでしょうか。Windows系のOSを導入してもかなり重く、Windowsを軽くするすべを知らないものには使い物にならない、OSが重く使うとストレスがたまる状態ではないでしょうか。 僕もひょんなことから「dynabook UX」を手に入れました。標準のOSはWindowsXpでした。我が家のWifiに接続するのですが、どういうわけか安定せず、昔を思い出しFreeDOSをDOS/V化してこのマシンで遊ぼうかと思っていましたが、それでは内蔵HD160GB、Web Cameraなどの装備が可哀想とLinuxを導入する事にしました。 最初はUbuntu12.04を入れました。実はUbuntuをベースに色々手を入れた僕ベースのUbuntu、名前はLEADと言いますがこれをインストールしました。何とも重いこと。それにUnityが狭い画面をさらに狭くして使いにくいこと。軽量化をして、gnome classicを導入して、チューニングし使っていたのですが、動画を視聴するとファンが動き始めるというギリギリの状態で。このLEADも色々便利なので公開していますが。 そこで、軽いという評判のLubuntuを導入しLEAD化に着手。そのOSを入れたdynabookでこの文章を書いています。これも、少しずつ手を入れて公開します。今のところ全く不具合はなく、先の動画の視聴もファンも回らずいたって快適です。

2012年6月4日月曜日

久しぶりの更新

Ubuntuが12.04にバージョンアップして一ヶ月以上経てのLEAD更新。使用しているツールのバグ、自分の設定ミスなどを解決するのに時間がかかったのです。

バージョンアップ作業中に使用者の方から不具合も指摘され対応に追われていました。

少しでも役に立てばと思っていますが、何人の方が使っているのかも分からないので何とも。でも、チリからメールでの問い合わせもあり、変に嬉しくなりました。

LEADはLEARNIXの日本語版という位置付けで始めましたが、LEARNIXは照明シミュレーション(光環境)のRadianceのみ収録する事になり、知りうる限りではLEADがESP-rとRadianceを収録する唯一のものになってしまいました。

どうも、日本ではシミュレーションが定着していないようで頑張って普及を考えないと室内環境のあまり良くない建築がこれから乱立してしまうのではと危惧しています。

LEADも4年を経てしなければいけない事が見えてきました。どうも、まだ、LEADは何に使えるのか分からないという単純な事です。もう少し知名度を上げなければと。


-- iPadから送信

2012年3月15日木曜日

久しぶりの更新

半年ぶりの更新です。

TwitterやFacebookがあり、何となくブログ作成から遠ざかっている状態が続いていました。でも、Linux(LEAD)を使って仕事は続けています。基本はUbuntuを建築環境工学用にカスタマイズし、配布するボランティアがメインで、最近では64bit版のLEAD64をリリースしました。

ESP-rとRadianceのビルド、インストール、直ぐに使用できる様に環境変数を作成がメインとなります。LEAD64ではopenFOAMも入れています。

2011年8月10日水曜日

Debian Squeeze

久しぶりにブログを書く気分に。

今、Debian Squeezeを使ってこのブログを書いている。随分前にDebianをチャレンジしたけどあえなく撃沈したのだけど、自分の道具として使いたいという思いで再度チャレンジ。Debianは安定を目指しているので、インストールしてほとんどアップデートしていない。でも、Ubuntuのように、気軽にインストールという訳にはいかない。

今使っているマシンはThinkPad X61、中古で購入したしろもの。持ち歩きには適しているけど、CD-ROMはUSBで外付けしなければ使えない。外付けのCD-ROMからインストールを行った。問題はWifi、日本語環境などでUbuntuのようにインストール後直ぐ使えるわけではなく、幾つかの手順を踏まねばならない。

【インストール後】
(1)sudoの有効化
Ubuntuではrootのパスワードの設定などはなく、全てsudoを使っていたが、Debianではsudoを有効化しなければならない。
$ su
rootになって
# visudo
エディタが起動するので、rootと表示されている下にユーザー名を指定して(自分)全く同じ内容を記述する。例えば、hogeというユーザー名なら以下のようになる。
root ALL=(ALL) ALL
hoge ALL=(ALL) ALL <= 書き加える

これで、sudoが使える。
【wifiの設定】
まず、/etc/apt/sources.listの最後の行に以下を付加する。

deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ squeeze main contrib non-free
deb-src http://ftp.jp.debian.org/debian/ squeeze main contrib non-free

付加したら変更を反映する。(もしCD-ROMを参照するようになっていたら、文頭に#をつけてコメントとして認識するようにする)
$ sudo aptitude update
X61の場合(自分のマシンに合わせてドライバを導入する)

$ sudo aptitude install firmware-iwlwifi
$ sudo modprobe iwlagn
$ sudo iwconfig
$ sudo ifconfig wlan0 up

リスタート後、設定が可能になる。

【日本語フォント(全部入れるぞ)】
$ sudo apt-get install otf-ipaexfont-gothic
$ sudo apt-get install otf-ipaexfont-mincho
$ sudo apt-get install otf-ipafont-gothic (インストール済み)
$ sudo apt-get install otf-ipafont-mincho (インストール済み)
$ sudo apt-get install ttf-kochi-gothic
$ sudo apt-get install ttf-kochi-mincho
$ sudo apt-get install ttf-mikachan
$ sudo apt-get install ttf-mona
$ sudo apt-get install ttf-monapo
$ sudo apt-get install ttf-sazanami-mincho (インストール済み)
$ sudo apt-get install ttf-sazanami-gothic (インストール済み)
$ sudo apt-get install ttf-takao-gothic
$ sudo apt-get install ttf-takao-mincho
$ sudo apt-get install ttf-umefont
$ sudo apt-get install ttf-umeplus
$ sudo apt-get install ttf-sawarabi-mincho
$ sudo apt-get install ttf-sawarabi-gothic
$ sudo apt-get install ttf-vlgothic

これでフォントはインストールできたので、以下を参照し調整を行った。
http://debian.fam.cx/index.php?Software%2Ffontconfig#pca0b8f3

上記で紹介されている内容で「TrueType フォントの埋め込みビットマップを表示したくない」と「日本語フォントのヒンティングを一括で無効にする」を採用した。他の情報も有用なので参考にする。
【Mozc】
Google が Mozc を公開したことにより、Debian をはじめとする Linux のかな漢字変換効率は飛躍的に向上した。ATOK を別途、購入しなくてもかな漢字変換に関しては不満がなくなった。Ubuntu では簡単に導入できるが、debian ではソースコードからコンパイルする必要がある。

http://code.google.com/p/mozc/wiki/LinuxBuildInstructions

上記を参考に以下の手順で行う。
$ sudo apt-get install ibus
$ sudo apt-get install g++ python libibus-dev libcurl4-openssl-dev libssl-dev zlib1g-dev libdbus-1-dev libglib2.0-dev libprotobuf-dev protobuf-compiler libgtest-dev subversion devscripts debhelper libqt4-dev scim libscim-dev libzinnia-dev

基本的な準備ができたが、Emacsでもmozcを利用する場合にはEmacs23をインストールしておく。もし利用しない場合は以下は必要ない。

$ sudo aptitude install emacs23

以下の作業にはdepot toolが必要なのでダウンロードしてPATHを通しておく。
% cd ~/
% svn co http://src.chromium.org/svn/trunk/tools/depot_tools
% export PATH=‘pwd‘/depot_tools:"$PATH"
gclientとコマンドを使ってmozcのソースコードをSVNリポジトリからダウンロードする。
4
% mkdir -p ~/src/mozc
% cd ~/src/mozc
% gclient config http://mozc.googlecode.com/svn/trunk/src
% gclient sync

% cd ~/src/mozc/src
% python build_mozc.py gyp
% python build_mozc.py build_tools -c Release

% python build_mozc.py build -c Release unix/ibus/ibus.gyp:ibus_mozc unix/scim/scim.gyp:scim_mozc unix/scim/scim.gyp:scim_mozc_setup unix/emacs/emacs.gyp:mozc_emacs_helper server/server.gyp:mozc_server gui/gui.gyp:mozc_tool

% sudo apt-get install gyp
% debuild -b -uc -us
debファイルが完成する。以下で確認(ソースを取得した時期でバージョンは異なる)。
% ls ../
インストールする。

% sudo dpkg -i ../ibus-mozc_1.1.758.102_i386.deb ../scim-mozc_1.1.758.102_i386.deb ../mozc-server_1.1.758.102_i386.deb ../mozc-utils-gui_1.1.758.102_i386.deb ../emacs-mozc-bin_1.1.758.102_i386.deb ../emacs-mozc_1.1.758.102_all.deb

2011年6月6日月曜日

LEAD Project

久しぶりの更新。

LEADのバージョンアップをしていての備忘録を。

UbuntuをベースにしているLEADは、Ubuntuのバージョンアップに追随しながらアップデートをしている。今回のバージョンは11.04。このバージョンからUbuntu 11.04 Desktop 日本語 Remix CDには日本語セットアップヘルパが無くなったようだから自分でフォントも選択しながらインストールしなければならない。以下は僕のLEADに入れているフォント、日本語入力関連。公開しているLEAD11.04-r3にも入っているはず。

日本語入力関連
ibus-mozc
ibus-tegaki

日本語フォント
ttf-vlgothic

oft-ipafont
otf-ipaexfont

ttf-umefont
ttf-umeplus

ttf-konatu
ttf-komatuna

ttf-takao(標準かな?)

ttf-motoya-l-ceder
ttf-motoya-l-maruberi

以上を入れると幸せになれるかも。